プロメテウスの涙 - 風来の森日記 -

風来の森日記

本の紹介、自作ゲームの制作日記

 
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プロメテウスの涙

プロメテウスの涙
乾ルカ 著

精神科医、北嶋涼子のクリニックを、彼女の幼いころの友人、野村小百合と娘のあや香が訪れる。
小百合の悩みは、ときおり人格が変わったように奇声をあげたり奇妙な動きをする娘のことだった。
それまでの資料から、疑わしい疾患の可能性は早々に否定されたが、小百合が再現したあやかの発作時の動きを見て、ある症例を映したビデオ映像が頭をよぎる。

涼子は、かつてその映像を一緒にみた、同期の精神科医でアメリカにすむ友人、浅倉祐美に確認をとる。

そのころ祐美は、ある死刑囚のカウンセリングを行っていた。その死刑囚は過去に二度も刑の執行が行われたにもかかわらず、死ぬことはなく、今も全身を癌に侵され、それでもなお死ぬことがでずにいた。

限られた情報のやり取りの中で、涼子の患者あや香と、祐美が担当する死刑囚の間に、奇妙な接点が浮かび上がる。
あや香の奇行の原因は!
死刑囚はなぜ死ぬことができないのか!


小さい子が、突然おかしくなる様子は、映画のエクソシストを連想させます。
意外にも科学を超越したところに向かっていきますので、医学ホラーといっていいのかわかりませんが、謎めいた部分を少しずつ解き明かしていくところは、ドキドキして結構怖かったです。
デビュー作「夏光」は一グロテスクな内容だったのですが、こちらは内側から少しずつ恐怖感がわいてきます。


テーマ : オススメの本の紹介    ジャンル : 本・雑誌


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