ミステリ - 風来の森日記 -

風来の森日記

本の紹介、自作ゲームの制作日記

 
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風精の棲む場所

風精の棲む場所
柴田よしき 著

こういう設定のミステリが好きな人は多いはず!!

ミステリ作家の浅間寺竜之介は、ファンを自称する17歳の少女「美夢」と、メールでのやりとりを続けるうちに、彼女の村で行われる祭りを見に行くことになります。
メールに添付された地図を頼りに、愛犬のサスケと共に、向かった先は、車も入ることができない山深い村でした。
美夢は数人の村の少女達と共に、祭りで奉納舞踊をすることになっていました。
美夢の舞いを楽しみにする浅間寺でしたが、村に逗留中のある若者から妙な話を耳にします。
その話とは、舞手となった者のうち、一人は一年以内に死ぬというものです。
そして浅間寺他、村人が見守る中、通し稽古が行われますが、直後舞手の一人が遺体で発見されます。
警察が到着するまでの間、浅間寺が捜査をすることになります。

地図にない村、独特の風習、殺人。ミステリにはこれ以上ない設定で、「桜さがし」とは、また違った面白さがあります。

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模倣密室

模倣密室
折原一 著

叙述トリックが多い折原さんには珍しく、密室トリックもので、短編7話構成です。
有名な密室トリックを模倣した事件に挑むのは、密室殺人が大好きという変わり者の黒星警部。

7話ともに、黒星警部や竹内刑事ら、おなじみ(なのかな?)キャラが活躍し、どことなく赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズ等にみられる、ユーモアミステリの雰囲気が漂う小説です。


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シャドウ

シャドウ
道尾秀介 著
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物語は、洋一郎の妻の咲枝が癌で他界し、荼毘にふされるところからはじまります。
洋一郎と息子の凰介、洋一郎と共に相模医科大学を卒業し、友人でもある水城徹、妻の恵、そして娘の亜紀の5人の視点をそれぞれ描きながら話が進んでいきます。

洋一郎と凰介が、なんとか日常を取り戻すかに思えたころ、家族ぐるみの付き合いでもあった水城の妻、恵が謎の自殺を遂げます。
洋一郎は妻の死後、不眠のため薬にたよるようになっており、また凰介は何かの拍子に奇妙な映像が頭に浮かぶようになります。
水城徹も奇妙な夢に悩まされ薬を服用するようになり、娘の亜紀の様子もおかしくなっていきます。


二章からは、洋一郎と凰介視点で描かれ、そして物語が進むにつれ、どこかしら違和感を覚え始め、それがだんだんと大きくなっていきます。
何かが狂っていることはわかるのですが、それがなんなのかはっきりせず、不気味な雰囲気が漂ったまま終盤へと突入します。
しだいに凰介の推理が中心になって、この叙述トリック的な話の核心が明らかになっていきます。
何を言っても種明かしになりそうなので、説明するのが難しい小説ですが、不気味さが漂っていて、とても面白い小説です。


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夜想曲(ノクターン)

夜想曲(ノクターン)
依井貴裕 著

役所勤め時代の同期の集まりが山荘で行われることになり、現在俳優をしている桜木も参加することに。
ところがそこで三日連続して殺人事件が発生。
なぜか事件当日の記憶がない桜木に、後日脅迫めいた手紙が届く。
それは桜木が犯人だと告発するものだった。
誰かの首を絞める生々しい記憶だけが残る桜木。
脅迫者の正体は!


山荘での連続殺人事件は、ミステリ小説としてはなかなか面白い設定です。
ただ、いろいろと無理があるかな〜っと思ってましたら、そこが解決のカギでもありまして、ちょっと変わった推理小説です。

何者かが、桜木に事件の詳細を記した手紙を送ってきます。これは彼が犯人だと告発する内容でもあるわけですが、小説風にしたためてあり、これがこの小説の本文というか、読者はこの手紙の内容で事件を理解して推理していくことになります。
しかし桜木に事件当日の記憶があったとしたら、まったく意味をなさない手紙でもあり、また桜木以外の人は記憶があるわけですから、このあたりからオチだけは容易に想像できます。しかしそれを論理的に説明しろといわれると、そこで語られる内容一つ一つをいちいち疑ってかかって検証しないと無理かもしれません。

手紙という形で、一通り事件の内容を記したあとで、「読者への挑戦」というタイトルで作者からのメッセージが挿入されているわけですが、犯人がわかっている状態でも、手紙の内容の矛盾点に気づくのは至難の業ではないかとおもわれます。
考察力が試される推理小説です。

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渇いた夏

渇いた夏
柴田哲孝 著


伯父の自殺によって福島県の西郷村の家を相続することになった神山健介は、学生時代母と過ごした西郷村へ移り住みます。
伯父の知人の証言等から、伯父の自殺に疑問を持った主人公は、興信所勤務の経歴を活かし、「神山探偵事務所」を立ち上げます。
最初の依頼は、妹を殺して逃亡している男を探してほしいという、女性からの依頼でした。
その男、谷津誠一郎は、高校時代神山が共に遊んだ仲間の一人でした。


調査を進めるうちに、伯父の自殺や、過去に近隣で起こった事件との関連性が見えてきて、面白くなってきます。
ハードボイルド・・・かな?





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