風来の森日記

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本の紹介、自作ゲームの制作日記

 
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黒い家

黒い家
貴志祐介 著

保険会社に勤める若槻は、ある日、菰田という客の家に呼び出される。そこで子供の首吊り死体の第一発見者となる。不審なその事件に警察も動くが、その間、遺族である菰田夫妻から執拗なまでの生命保険の支払い請求が繰り返され、若槻を悩ませる。
保険金殺人の疑いをぬぐいきれない若槻は、独自に菰田夫妻の調査を開始するが、彼を待ち受けていたものは悪夢のような恐ろしい出来事だった。

保険会社の裏事情や心理学など、専門的な話もでてきます。
犯罪者を生み出す要因に、環境汚染によるDNAの損傷をあげるなど、かなり深いところまで掘り下げて犯罪者を分析するようなくだりが語られているため、長い話になっています。
しかしホラーとしての見所である、逃げ惑うようなシーンは、最後のほうまで出てきません。
それまでは心理的に追い詰められていく様子が描かれています。その分最後でいっきに恐怖が爆発します。
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果つる底なき

池井戸潤 著
第44回江戸川乱歩賞受賞作品

同僚はなぜ死んだのか?
「これは貸しだからな」彼が死の直前に残した言葉の意味とは?
融資、倒産、回収。銀行と企業をつなぐ金の流れにの裏に潜む闇に迫る本格ミステリです。

読み応えがありました。さすがに金融のプロが書いたものだけあって、金に関する不正が複雑巧妙でいて、それでもわかりやすく説明されているので、素人のアタシでもとても楽しめました。
一発どんでん返しの話ではなく、連続テレビドラマによくあるような、少しずつ真相に近づいていくタイプのお話です。
半沢直樹とはまた違った面白さですね。
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